「言の葉の庭」をみて
前評判など、一切調べずに、ただただ手にとった。
雨の日だけ逢える2人は、
儚く、淡く見えた。
しばし雨の音、雨をうける新宿御苑の草木、池、道の音が心地よかった。
描写も綺麗で優しい。
この時間が続いて欲しいとも感じた。
梅雨の季節に静かにしっとりと話が進む。
梅雨明けからの展開が。
それぞれの毎日を歩いて、
雨の日の2人の時間を思い出す。
素晴らしい日々だったと
彼が最後に声を荒げ、言った気持ちが、
私にも刺さった。
自分に言えることだったから。
そう、大人になって言えない事増えたな。
そうだった。
いつなっても忘れてはいけない。
はっと目が覚めた。悔しかった。
有難う。
大人に必要な映画。